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ディノサンの偏愛的な魅力

こんにちは、編集Eです。

今日は「月刊コミックスバンチ」の発売日❗

注目トピックスは公式Twitterにアップしましたので

そちらをご確認ください。

さて今回のブログテーマは新連載『ディノサン』です。

「恐竜の飼育員」…ありそうで無かった恐竜漫画の登場です。

本作は木下いたる先生のこだわりの恐竜描写、

名古屋大学博物館の藤原先生による恐竜監修により

リアルとエンタメの両方を追求していきます。

担当は編集TM

本作が記念すべきバンチ初立ち上げ作品。

気合い十分です。

ちなみに私の編集TMのイメージですが、

一言で言うと 「不気味なアンバランス」。

たとえば 「笑顔で近寄ってくる人がいるなと思ったら手に日本刀持っていて。あっけに取られてるうちにバッサりヤラレてしまう」 …ような。

いい意味で油断ならない。

ジャンプスーツ着て刀持ってるキルビルのユマサーマンみたいな。タランティーノが持つ偏愛的な魅力を宿しています。

そんな編集TMと木下いたる先生の出会いは 「持ち込み」 でした。

これは二人にとって本当に運がいいことだったように思います。

恐竜大好き木下先生は、とにかく恐竜漫画が描きたくて10年前から企画を温めていたようです。

しかしお世話になっていた各編集部に企画を提出し続けたものの叶わず。

どうしても実現したいという強い思いで持ち込んだ先のひとつがバンチ編集部でした。

そこで対応したのが偏愛キルビル編集TM。

木下先生の恐竜企画に偏愛的に惚れ込み、完全バックアップ宣言。

何度も何度も粘り強く改稿を重ねました。

初提出では正直40点くらいの評価でしたが、ネーム会議に提出されるたびに見違えるように面白くなり、最終的には圧倒的通過。

「多くの読者に恐竜の魅力を楽しんで貰えるには何が必要か」を合言葉に、偏愛漫画家と偏愛編集者がコンビを組んだのですから最強です。

今後も『ディノサン』から目が離せません☆

【おまけ】

ちなみに私と『ウロボロス』の神崎裕也先生との出会いも「持ち込み」でした。

その時は電話でしたが、他社で掲載された読切原稿と、その続編のネームを持ってきて頂きました。

正直、その時の第一印象は…お世辞にもヒットしそうとは思いませんでした。

しかし、この出会いも二人にとって本当に運命的な出会いでした。

ちょうどこの時、私が今野敏さんの小説『隠蔽捜査』を読み込んでいた時期で、神崎先生と警察小説や警察ドラマの話で意気投合。

『ディノサン』同様に改稿を重ね、設定もキャラクターも大きく変わり、

のちの『ウロボロス』に育ちました。

もちろん作家さんの実力あってのことですが、

「持ち込み」 で運命は変わる!

一緒に楽しい作品を作りましょう。

気楽にお電話かメールでお問い合わせください。

https://www.comicbunch.com/mochikomi/