こんにちは、編集Eです。
突然ですが、職場にときどき現れる
謎ルールってありますよね??
「俺から着信があったら1時間以内に折り返すこと」とか
「上司の誕生日は必ず覚えとけ」とか。
謎ですね。
もちろん合理的なルールはあってしかるべきですが、その時の上司の思い付きだったりするので見極めが必要です。
(自戒をこめて)
時代もあると思いますが、私の入社した頃は毎日のように爆誕する謎ルールに戸惑ったものです。
ひとつだけご紹介します。
編集部に配属された初日。先輩に昼食を誘われ定食屋に連れて行かれたときのこと。今でも鮮明に覚えています。
「なんでも好きなもの注文していいぞ」と言われたので、育ち盛り(?) 22歳だった私は嬉しさ全開、迷わずDXミックスカツ定食をチョイス。
※画像はイメージです。(鹿楓堂よついろ日和より)
もちろん、ややこしいのを頼んじゃったというのは今だから分かるけど、若い時って「美味しそう!これが食べたい!」が圧倒的に優先されますよね。
先輩の仕事トークを一方的に聞きながら(緊張してるから頭に入ってこない&豪華な食べ物に夢中) バラエティ豊かなカツを存分に味わっていると……あれ、静かだな、と気付き(遅い)
ハッと顔を上げると、もうとっくに食べ終わっていて…暇そうに貧乏揺すりしてる先輩の姿が。。。
「仕事ができる編集者は早食いなんだよ。お前、いつまで食ってんだ! 金払っとくから先に行ってるぞ」と捨て台詞を残して立ち去る先輩。
ポツンと定食屋に取り残される私。まだ半分以上残ってるDXミックスカツ定食。急いでかきこんで追いかけました。
※画像はイメージです。(ルナティックサーカスより)
先輩 「この編集部ではなぁ。昼メシは10分って決まってんだ、分かったか」
E 「は…はい」 (えーーー!?そんな厳しいルールあるんか…東京怖っ)
もちろん疑うことなく忠実に守りましたよ謎ルール。
おかげで食べるのめちゃくちゃ早くなりました。
今でも10分以内に食べ終わっちゃいます。
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しかし、この話には後日談が。
その2年後に編集長が交代。
なんと新しく就任した編集長が伝説級にランチタイムが長い人で(毎日のように1~2時間)
頭が混乱しました。
人生は楽しんでなんぼやで、のような哲学をお持ちのようでした。(推測)
E 「ご馳走様でした。いやー、たくさん食べました。美味しかったです。ただ…さすがにランチでコース料理は時間かかっちゃいましたね。では、そろそろ仕事に……」
編集長 「満足満足。そういえば、あっちに新しい店がオープンしてたな。ちょっと行ってみるか」
E えっ!? (ランチで二次会…)
編集長 「おいしい珈琲が飲みたいなあ」
E 「………(は、早く帰りたい)」
それはそれは優雅なランチでした。
※画像はイメージです。(午後3時雨宮教授のお茶の時間より)
編集者は早食い…10分以内だぜというルールはその瞬間に吹き飛びましたとさ。おしまい。
【おまけ】
ちなみに今日は私の誕生日です。覚えなくて大丈夫ですけど。
※画像は完全にイメージです。(鹿楓堂よついろ日和より)
(E)