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2つの『燃えよ剣』

ども

Y之介でございます。

ご無沙汰しております。

昨日発売の月刊コミックバンチ12月号で、歴史小説の最高峰といっても過言ではない、司馬遼太郎先生の名作『燃えよ剣』のコミカライズが始まりました!

脚本を務めるのは『歳三の剣』『総司の夢』(いずれも講談社刊)など書き上げた、新選組愛あふれる小説家、小松エメル先生!

そして、作画を務めるのは『首を斬らねば分かるまい』(講談社刊)で明治時代を舞台に耽美さと残酷さを兼ね備えたドラマを描きあげた期待の若手漫画家・奏ヨシキ先生!

気になる本編の冒頭を紹介です。

誰よりも武士に憧れた男・土方歳三の青春譚です。

土方歳三と言えば「鬼の副長」とよく称されますが、その素性は多摩の百姓なんです。

なので物語の最初は「武士に憧れる男」であって、まだ何者にもなれないただの若者なのです。

それが、とある出会いを・とある戦いをきっかけに武士になっていく。

そんな物語です。

ぜひ、本編をお楽しみください!

あ、『燃えよ剣』公式アカウントもありますので、ぜひフォローしていただければ嬉しいです→ 「燃えよ剣_漫画版【公式】

そして、いま注目を集めているもうひとつの『燃えよ剣』

映画『燃えよ剣』、皆様はもうご覧になられましたでしょうか?

岡田准一さん演じる土方歳三、最高でした…!

映画では、武士というか天性の喧嘩士としての荒々しさと、近藤勇や沖田総司にだけみせる愛嬌とのギャップ、そしてお雪というヒロインの前での振る舞い、すべて含めて「時代ではなく夢を追う男」の姿としてハマっていました。

また注目すべきは殺陣(たて)ですね。

土方は天然理心流という剣術の流派です。なので、戦いの中でもその流派の型に沿った綺麗な剣を振るいそうなイメージがあります。

ですが、そこは喧嘩士。とにかく荒々しい!文字通り「型破り」の剣戟は必見です!

近藤や沖田の剣と比べてみるとその違いが一目瞭然です!

それと印象深かったのが、土方が最期までふるい続けた愛刀「和泉守兼定」との出会いのシーン。

劇中では短い描写なのですが、古道具屋店主と土方の会話がこの出会いは運命的なものと物語っており、個人的にすごく記憶に残ったシーンでした。

あと、多くは語りませんが

お笑いコンビウーマンラッシュアワーの村本大輔さん演じる山崎丞がめちゃくちゃすごかったです。これは皆様ご自身の目でお確かめください!

この映画を観て思ったのは、ヤバい、ズルい、負けてられないということです。

すごい良かったというのは当然ですが、何と言いましょう。

映像だから魅せられるリアルな殺陣や演出は漫画ではできないじゃないか!!

と終始羨んでおりました。

隣の芝生は青い、なのかもしれませんがとにかく刺激を受けました。

漫画『燃えよ剣』も負けていられません!

映画も漫画もぜひよろしくお願いいたします!!!

以上!

ほなまた

去年、和泉守兼定の模造刀を買いました。

お相手はY之介でした。