こんにちは編集Eです。
いよいよ来週21日発売の「月刊コミックバンチ」3月号で
創刊10周年!
表紙はこちらです
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累計400万部突破の「死役所」。
豪華な装いで表紙を飾っていただきました。
目出度い♪♪
新企画 「漫画のあれこれ」 は、連載作家さんのインタビュー記事になります。(ちなみに編集仏の立ち上げ企画)
記念すべきトップバッターはあずみきし先生と井上淳哉先生のお二人に登場していただきました。
1日のスケジュールや仕事場の写真も掲載されてますのでファンは要チェックです。
さらに10周年を記念して、連載作家さんの直筆サイン色紙をプレゼントいたします。(ページ担当Y之介)
最近は原稿がデータになったので、とても貴重なアナログ作画です。担当編集もめったに見られないので、届くたびに盛り上がりました。
そんな世界に1枚しかないお宝、たくさんのご応募お待ちしております。
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さてバンチは週刊コミックバンチの創刊から数えると19年。
月刊のほうが長くなってまいりました。すでに週刊誌があったことすら知らない読者の方も多いかもしれません。
私が漫画業界で仕事を始めたのは、その週刊コミックバンチの創刊の年。「エンジェルハート」の北条司先生を担当させて頂きました。右も左もわからない若輩者を優しく時に厳しく指導して頂きました。おそらく先生からは「何もした覚えはないなあ」と言われそうですが。
たとえばネームや原稿は必ず目の前で読ませていただくのですが、読んでるときの私の表情をさりげなく見つめる視線。何か気のきいたことを言わないと!と頭をフル回転させながら必死に読むものの最終的には頭が真っ白になって 「面白かったです」 しか言えなくて…帰り道とても悔しくて。
また、毎号出来上がった雑誌を見て、「下手くそだなあ」と呟きながら付箋を貼っている姿。何年描いていても先週よりも上手くなりたい、もっと綺麗な線を描きたいという北条先生の向上心に驚かされたことをつい昨日のことのように思い出します。
そんなこんなで私は19年間ずっと同じ雑誌に関わらせて頂いてるのですが、長くなるとフトしたことで立ち止まったり、マンネリを感じてしまったりすることもあります。そんな時はいつも北条先生の姿を思い出し気を引きしめています。
読者の皆様、漫画家の皆様のお陰で無事に10周年を迎えることができました。漫画業界の片隅にひっそりと咲いているバンチではありますが、これから5年…10年と今まで以上に盛り上げて参りますのでどうかお付き合い頂ければと思います。
10周年yearは新連載や新企画をたくさん用意しています。
楽しみにしていてください。
※本ブログは毎週金曜日更新になります。今後ともご愛読宜しくお願いいたします。