こんにちは編集Eです。
創刊10周年記念号が発売されました。
☆☆☆
今回のキャッチは 「その扉の向こう側へ。」 (表紙担当P作)
バンチは紙だけでなく、今まで以上に
今年は電子に力を入れていきますよ!
たとえば 今 Prime Reading & Kindle Unlimited にて読み放題中だったりします。
もちろん紙の雑誌で読んで頂くのが一番嬉しいですが、
こんなご時世ですし、手に取りやすい方で楽しんで頂ければ幸いです。
読み逃した号もチェックできるので、とっても便利♪
お陰さまでAmazonランキング青年コミック第3位になりました。(1月21日時点)
そうそうたるコミックスの中に雑誌が並んで入るのは嬉しいですね。記念撮影。
☆☆☆
さて、今回は10周年記念の特別読切として
『片桐くん家に猫がいる 久々』(吉川景都) が掲載されました。
ちなみに『片桐くん』は「月刊コミック@バンチ」創刊ラインナップ!
本当に久々の登場です。
・
・
せっかくなので編集後記的な裏話を。
実は今回の『片桐くん』の掲載は想定外だったのです。
私の担当作『僕の妻は発達障害』が掲載予定でしたが、
ナナト先生の体調不良で急遽休載しなければならなくなりました。
こればっかりは致し方ないこと。身体が一番大事です。ナナト先生にはしっかりと休んで治してもらうことが大切です。
・
・
・
しかし、空いてしまったページは埋めなければなりません。細かい調整で数ページはなんとかなったものの、どうしても8ページが空いてしまいました。
クリスマス前の慌ただしい時期、しかも〆切は年末の大晦日。すでにギリギリの状態。
…10周年……困った…
……すぐに頭に浮かんだのは吉川景都先生。
お互いに新人の頃から、かれこれ十数年と長く担当させて頂いています。私の猫師匠。
悩みに悩んだあげく、
「吉川さん!バンチが10周年です!」(私)
お電話で連絡。
「あ、おめでとうございます」(吉川)
「すみません、正直申しますと……ピンチです。
原稿をお願いしたいのですが、
年末〆切でして………」 (二人ともしばし沈黙)
「つまり代原ということなんですが…ボソッ」
と、しどろもどろお伝えしたところ、
・
・
「せっかくなので片桐くん描いてもいいですか?」(吉川) と
爽やかな声で、ありがたいお言葉がかえってきました。
!!!!
「頼りになるぜ吉川景都!」 (心の声)
☆
☆
☆
だ…代原が片桐くん…そんな贅沢なことが…。
こんな裏話を知りつつ読むと、また面白いかと思います。
いろんな巡り合わせで雑誌はできている、というお話でした。
☆☆☆☆☆
【おまけ】
雑誌発売前、タイミングを見計らったかのように
しっかりとTwitterでバズる吉川先生。
頼りになるぜ!
(E)